Language : English Japanese
オーストラリア ゴールドコーストの日本人公認会計士事務所
東日本大震災から1年

東日本大震災から本日で1年を迎えました。
被災された方とそのご家族、ご友人の皆さまには改めてお見舞い申し上げます。

被災地が一日も早く復興できるよう、ブリース洋子公認会計士事務所スタッフ一同、
心からお祈りしております。

オーストラリアで会社を設立する方法

オーストラリアで会社を設立するのは、いたって簡単です。

設立するのに必要な情報は、

(1)会社の名前

既に存在する会社の名前は使うことができませんので、オーストラリア証券投資委員会
(ASIC : Australian Securities and Investment Commission
のホームページにて、名前のチェックをします。

(2)会社の住所(登記上と営業用)

(3)役員の名前、住所、生年月日、出生地

最低でも現地居住の役員(ディレクター)がひとりは必要です。

(4)株主の名前、住所、生年月日、出生地

(5)株価と数 – 1株$1でも会社は設立できます。

自分でASICに直接書類を提出して設立申請をすることもできますが、通常は、専門業者に委託申請します。
このほうが、はるかに早く確実にできるからです。

業者によりますが、設立費用は$500から$800ほどです。

これらの業者を通しますと、1日もあればすぐに会社はできます。急いでいるということを説明すると、
ものの30分で設立してくれることもあります。

会社が設立されると登記簿謄本が送られてきますので、銀行口座を開設することができます。

事業運営していく上で必要なTax File Number(TFN) やAustralian Business Numberr(ABN)も、
会社が設立されれば申請できます。このときに必要になるのが、ディレクターのTFNです。
これがないと会社のTFNを取得するのが困難になりますのでご注意ください。

オーストラリアでの会社の税率は一律で30%となります。
もしも赤字がでれば赤字額は繰り越され、将来の利益と相殺することが可能です。
(いくつかの条件がありますので、詳細は担当の会計士・税理士さんにご相談ください)。

オーストラリアの会計年度は、毎年7月1日から翌年の6月30日までとなります。
場合によっては、会計年度を変更してもらうことも可能です。例えば、日本の親会社の会計年度が
12月末日であるので、それにあわせる形にしたいなどの理由があれば、オーストラリア国税局に申請し
承認してもらいます。

会社登録をすると、毎年、更新料を支払っていく必要があります。
今現在(2012年3月6日)の更新料は、$226.50です。
毎年、会社が設立された月日から2ヶ月以内に支払うようにという請求書が送られてきます。
期日までに支払わない場合には、罰金が発生しますので、登録事務所のアップデートを欠かさずに
することをお勧めいたします。

比較的簡単にできてしまうオーストラリアの会社です。ASICの統計によると、2011年度内に設立された
会社の数は、全部で167,454社!そして、2011年12月31日現在で、オーストラリアで登録されている
会社の数は、何と、22,075,732社です。この内いったい何社が通常に営業しているのでしょうか。

ブリース洋子公認会計士事務所 では、『会社設立』のお手伝いもしております。
まずは気軽にお問い合わせください。

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